種類と特有の症状及び対策|ストレスによるうつは早めの治療が大事【信頼のおける人に相談する】

種類と特有の症状及び対策

聴診器

症状による区別と対処法

うつ病は症状自体のあらわれ方により、大うつ病性障害及び双極性障害の2つに区別されます。双極性障害は、うつの症状に加えて、躁症状が出てくるのが特色になります。ただし、症状に関しては基本として大きな相違点はありません。一方、症状は広範囲に亘るので、各個人で特有の症状の出方は異なってきます。精神的な症状は第一に、気持ちの落ち込みが非常に多いといいますが、とりわけ朝方に強くあらわれます。これ以外に集中力が無くなったり、思考力が悪くなったりすることで、仕事でミスをおかしてしまう傾向があります。加えて、意欲低下がもたらされる人も少なくありません。 身体症状については様々あります。時に病と気がつきづらいこともあります。中でも、睡眠及び食欲に関しての特有の症状の報告が多いとされています。不眠症状が少なくありませんが、その反対に眠っても眠たいといった特有の症状を訴える方もいます。食欲についても低下によって体重低減が認められる傾向が見られる反面、甘い物を欲しがったり、食欲が増したりする方もいます。それ以外に、だるい、頭痛や便秘などの症状がでることも考えられます。うつ病の療法において大事なことは身体及び心を休養させることです。従って、休職の必要に迫られたり、事と次第によると入院をすすめられたりすることになります。並行して、抗うつ剤服用がスタートするのが通例です。 抗うつ剤は相対的に作用がスローで出る薬といえます。飲みだして数日で特有の症状が快方に向かうという種類の薬ではないと言えます。数週間費やして、段階的に効果があるということが一般的と言えます。しかしながら、副作用に関しては速効であらわれるかもしれないので、そうしたものをトータルで診ながら、薬のボリュームをアジャストしていきます。 数カ月かけ特有の症状が良化し、日頃の生活に支障が現れなくなっても、通常の場合内服を継続することになります。薬の減量は段階的に細心の注意を払って行われます。それから、必要に応じて、精神療法などで理解の仕方を変える手法を行います。 また、双極性障害では、躁症状が出るかも知れませんし、利用する薬も異なります。いずれにしろ再発の確率が高い疾病ですから、長い期間にわたって治療をしていくことが大原則です。