橋渡し役を利用して|ストレスによるうつは早めの治療が大事【信頼のおける人に相談する】

橋渡し役を利用して

ハート

大人とは異なる点も把握

子どものうつ病の治療中は、登校できないことも多いので、学校生活に支障が出ることもあるので注意が必要です。本人や家族が治療に関して学校側に適切に伝え連携がとれればいいですが、治療で大変な時はなかなか難しいことです。このような時には、養護教諭やスクールカウンセラーを頼るようにします。養護教諭は、子どものケガや病気などの応急処置はもちろん、身近な相談相手にもなる存在です。子どもの避難場所としての役割も担っていますので、医師や子どもを評価する立場にある教師とは異なる視点からサポートしてもらうことも可能です。また、スクールカウンセラーは、子どもの心理に関する知識とケアの経験がある心理士です。外部のカウンセラーと異なり、学校の事情も理解したうえで、専門知識をベースにしたアドバイスを受けられるメリットがあります。両者は、子どもの家族と学校、医師と学校などの連携をとる役割が期待できますので、うつ病の治療中の子どもの孤立を防ぐためにも積極的に協力を求めることが大切です。大人のうつ病で最も多いのはメランコリー型で40代から60代に最も多く発症します。気力や体力が落ちていく年代でもあり、その中で几帳面でまじめな人が、10代や20代と同じように様々なことを頑張ろうとすると疲れてしまいます。そこで発症してしまうケースが多いです。つまり、大人のうつ病はある意味、老化現象の一つともいえます。一方で、子どもの場合、本来はエネルギーに満ち溢れている状態なので、40代以上によくみられる病態は起こりにくいと考えられています。しかし、子どもの場合、親との関係性が非常に重要なので、親が自分をどう見ているのかなど非常に狭い世界で生きており、子どもの自尊心が発症に大きく影響していることがほとんどです。また、思春期になると些細なことでも大きな問題となることも多いです。子どもには子どもなりの背景因子というものがあり、体調不良等の症状がどちらかというと強くみられます。大人とは異なる点も多いため、大人のうつ病と同じ認識で接しては、大きな間違いを起こしかねないので注意が必要です。治療に関するアプローチも違うため、病気に関する深い理解が必要です。